AI社員ニュース ── 経営者が来週から使える話

社員の生成AI・DXの研修は、中小企業なら費用の75%と1時間1,000円の賃金が助成されます。研修の1か月前までに計画届

社員に生成AIやデジタルの使い方を学ばせる研修に、国の助成金が使えます。厚生労働省の人材開発支援助成金(事業展開等リスキリング支援コース)は、令和4年度から8年度までの期間限定の制度です。年内に研修をするなら、今から準備しないと計画届の期限に間に合いません。

いくら出るか(中小企業)

研修の経費の75%と、研修を受けている時間の賃金として1人1時間1,000円が助成されます(大企業は60%と500円)。

経費の助成には1人あたりの上限があり、中小企業で研修の時間が10時間以上100時間未満なら30万円、100時間以上200時間未満なら40万円、200時間以上なら50万円です(通学や同時双方向のオンラインの場合)。

eラーニングや通信制の研修は、賃金の助成の対象になりません。

対象になる研修と期限

新しい事業を始めるための研修や、社内のデジタル化・DXのための研修が対象です。1コース10時間以上であることが要ります。

研修を始める日の6か月前から1か月前までに、職業訓練実施計画届を労働局へ出します。研修を始めてから出しても対象になりません。

この制度は令和8年度(2027年3月末)までの期間限定とされています。

来週から使える手順

  1. 社員に身につけてほしいこと(生成AIで書類を作る、データをまとめる等)を1つに絞る
  2. 10時間以上で、通学か同時双方向のオンラインの研修を探す
  3. 研修を始める日を決め、その1か月前までに計画届を出す(12月に始めるなら11月中)
  4. 研修の経費と、受ける人の時間と賃金を記録しておく
  5. 研修が終わったら、決められた期間内に支給申請する

研修で学んだ生成AIの使い方を、毎日の仕事に定着させるのは手がかかります。AI社員はLINEで頼まれた仕事をその場でこなすので、研修の後に「実際に任せる相手」として使えます。助成金の申請の最後の確認は、人(社会保険労務士など)が行います。

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