AI社員ニュース ── 経営者が来週から使える話

アルバイト1人でも雇えば労災保険の対象。加入手続をせずに事故が起きると、給付額の100%か40%を事業主から徴収

アルバイトを1人雇ったら、労災保険の手続が要ります。厚生労働省の案内では、手続を忘れたまま事故が起きると、給付の額の多くを事業主が負うことになります。

対象になる事業と人

労災保険は、労働者の業務上の事由または通勤による傷病等に必要な保険給付を行う制度で、費用は原則として事業主の保険料でまかなわれます。原則として、一人でも労働者を使用する事業は、業種や規模を問わず、すべてに適用されます。

労働者とは「職業の種類を問わず、事業に使用される者で、賃金を支払われる者」で、アルバイトやパートタイマーなどの雇用形態は関係ありません。

加入手続を怠っていた場合

事業主が労災保険の加入手続を怠っていた期間中に労災事故が起きた場合、遡って保険料を徴収するほかに、労災保険から給付を受けた金額の100%または40%を事業主から徴収します。

労災かくしは処罰の対象

「労災かくし」とは、故意に労働者死傷病報告を提出しないこと、または虚偽の内容を記載した労働者死傷病報告を提出することをいい、罰則を適用して厳しく処罰を求めるなど厳正に対応するとされています。

労働者への周知

事業主は、労働者に労災保険法に関する法令の要旨等を周知することが義務づけられています。令和6年4月1日から、電磁的方法による周知もできるようになりました。また、労災保険の請求書等は、押印や署名が無くても、氏名や住所の記載があれば受け付ける扱いになっています。

来週から使える手順

  1. アルバイト・パートを含めて、いま雇っている人の一覧を作る
  2. 労災保険の加入手続が済んでいるかを、書類で確かめる
  3. けがや事故があった時に、誰が・いつまでに労働者死傷病報告を出すかを決めておく
  4. 労災保険の要旨を、掲示かメールやチャットで従業員に知らせる

雇っている人の一覧づくり、手続の書類の確かめ、事故の時の連絡の手順の1枚づくりは、AI社員にLINEで頼めます。手続と労務の判断は、人(経営者と社会保険労務士)が行います。

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